Infra Study Meetup #7 memo

セミナー情報

セッション

基調講演「エッジ・フォグコンピューティングの成り立ちとネットワークインフラのこれから」

  • 資料
  • さくらインターネットの方
  • エッジコンピューティング
  • ネットワーク形態
    • 3パターン:2000年代
    • IoT:2010年代
      • 「遅い」と言う問題発生
      • サーバを網のところに持ってくることをエッジコンピューティング
  • クラウド
    • MEC領域に伸ばしてきている
    • AWS, Azure, Anthos for Telecom
    • 国内:KDDIAWS
  • AWS Outposts
    • AWS ラックを自営網におけるもの(IIC型のエッジ相当)
      • 実際にサービス化しているのは聞いていない
      • さくらとしては驚異
  • IICの動向
    • あまり動きはよくない
    • OpenFog 合併後あまり変わっていなかった
    • 10/20 にプレスが出た
      • ゆるゆると進んでいる(クラウドベンダーに比べると遅々)
  • 広がるエッジ
    • Micro-DC
    • 車自体がエッジノード
    • エッジAI(エンドデバイスが頑張っている:スマホ
    • センサー収容していくもの(データを束ねたりするもの)
    • 線引きが曖昧となってきている
    • どのようなタイプなのかを整理して話をするようにした方がいい
  • 想定ユースケース
    • e-Sports
    • Connected Car
    • エッジで画像処理
    • エッジAI(非常に盛ん)流行っている
      • 網にないエッジ
  • クラウド側は進化してきている
  • 端末側に課題あり
    • サーバや端末の移動への対応が非常に難しい
    • すっきりした解決策がない(検討中)
    • 監視とかどうやるのかとか
    • 業界を巻き込んだ検討が必要
  • アクセス網の改革を進めていく必要がある
    • Webサーバ型ではなく、パブサブとかになるとか
  • 資料には「フォグ」の意味合い説明がある
  • Q&A
    • 単にエッジをおきました、だけではアーキ変更にはならない
      • サイロ型のエッジ構成となるかもしれない
    • 5Gになると、携帯網から直接外に出ることができる(インターネット網に行かなくてもいい)

LT1「IoT制御システムのフォグコンピューティング一歩手前の現状」

  • [資料]
  • 近い将来に突き当たる壁
    • すべてのデータをオンラインで処理することは不可能になる
      • スピード面、費用面での限界
    • セキュリティの関係から、閉域以外にデータが上げられない(上げたくない)
      • 全データをクラウドには上げない前提の許容 f:id:san-tak:20201024170737p:plain f:id:san-tak:20201024170756p:plain

LT2「猫でもわかる KubeEdge」

  • 資料
  • KubeEdge と言うツールの詳細な動作説明

LT3「コネクティッドカーを支えるエッジコンピューティングへの期待と動向」

  • 資料
  • トヨタの方
  • コネックティッドカー ネットワークにつながっている車
  • 車の部品≒IoT
  • 多くのデータの負荷分散する方式のご説明
  • End2End のユースケース
  • AECC と言う国産標準化団体
  • エッジのなかでk8sが出てくる
    • コンテナ管理できるのが、これしかないと言う選択肢

感想

  • セミナーを見ることでぼんやりとしていたフォグとエッジ、MECと言う用語の意味がわかってくる
  • 自動車会社も今後はコンピューティング会社になってきていることもわかる