Serverless Days Tokyo 2019 (10/22)

Serverless Days Tokyo 2019 参加記録

個人的なメモです

基本情報

関連サイト

各セッション所感

10x Serverless Product Development for a Startup with Microsoft Azure / Yutaka Tachibana(EBILAB)

  • https://ebilab.jp
  • 何度も神宮の参拝をさせてもらっているが、「ゑびや」を知らなかった
  • クラウド、サーバーレスが幻日となって来たことでこのような得意なモノをIT事業ができるようになってくると言うKeynote の最初に発表するに値する素晴らしい事例
  • どのような会社でも、できるような気がするが、(簡単ではない)いくつかのポイントがあると思う
    • TOPの意識
    • 技術の進化と利用可能レベルへの到達時期
    • 優秀な開発者の採用
    • サポート会社との共創
    • 自社が困っていることを本当に解決したい、と言う意識
  • Azure はあまり知らないが、かなり使えるモノなのだと理解

Keynote / Keisuke Nishitani (AWS)

  • 私はLambda が既に一般的になってからその存在を知ったので、サーバーレス=Lambda と言う風に思っていたが、数年前はそのような概念すらなかった、と知る
  • サーバーレスへの胎動が起っていることがよくわかった

グローバル展開のコネクティッドカーを支える大規模サーバーレスシステム事例 / Yuya Urayama (TOYOTA), Takanori Suzuki (Acroquest Technology) and Eiichiro Uchiumi (AWS)

Zero Scale Abstraction in Knative Serving / Tsubasa Nagasawa (CyberAgent)

空調設備向けIoTシステムにおけるクラウドランニングコスト / 野原 健太 / ダイキン工業株式会社

  • 資料
  • 大量なIoT機器(500万台)、多くのユーザ数(30万人)という規模感にはサーバーレス、という良い事例
  • 実例が示されているので臨場感がある

ISPがサーバレスに手を出した / 伊藤良哉 & 松田丈司 (NTTコミュニケーションズ)

Azure でサーバーレス、 Infrastructure as Code どうしてますか? / Kazumi Ohira

  • 資料
  • サーバーレスのIaCの話題ではなかったが、Azure のARM というのがAWS CloudFormation と同じようなものである、と知った
  • Azure ARM 押しであるがTerraform の便利さも語られていた

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まとめ

台風20号から変わった温帯低気圧の影響で朝はそれなりの雨が降っていた。またこの日は、即位礼正殿の儀という国民にとって大事な日であったにもかかわらず、多くの参加者が来ていた(300人くらい?) エンタープライズ系事例は、旧来のゼネコン型SIerのビジネスモデルの終焉が遠くないことを示している。一方でサーバーレスの標準化やプロセスがまだ試行錯誤であることが、どの発表でも話されていた。

写真

朝の会場入り口 f:id:san-tak:20201003090823j:plain 二階からみた様子 f:id:san-tak:20201003090847j:plain